くじら座ο(オミクロン)星について

くじら座ο(オミクロン)星ってどんな星座なの??


くじら座ο(オミクロン)星は
ほとんどο(オミクロン)星とは
言われておらず、
ミラと呼ばれています。

ミラは最も有名な脈動変光星の1つで、
ミラ型変光星の代表星です。

ミラは他の脈動変光星と同様に、
星が最も収縮した直後に
明るさが極大となる性質を持っています。

それは
収縮時には恒星が高温となり、
単位面積当たりの明るさが増えるためだと
言われています。

また
膨張時には逆の現象が起きるのに加え、
低温の恒星大気に光を遮る
酸化チタンの雲が発生し、
光度の低下に拍車を掛けていると
考えられています。

2.0等10.1等の間を
約332日の周期で変光しますが、
極大等級も周期も
必ず一定になるとは限りません。

ミラの後方には
全長約13光年にわたって
彗星の尾のような構造が延びています。
これは脈動の過程で放出された
恒星の外層部の残骸とみられています。

通常、恒星から放出された物質は
惑星状星雲になるか拡散して
観測できなくなりますが、
ミラは周囲の星間物質に対して
高速で移動しているため、
特有の構造が形成されたと推定されています。

ミラは実視連星でもあり、
赤色巨星の主星(ミラA)と
伴星(ミラB)からなります。
ミラBも不規則に明るさを変化させる変光星であり、
降着円盤を伴う白色矮星だと考えられています。

くじら座ο(オミクロン)星の位置


くじら座は、
晩秋から初冬のにかけての宵に,
南の空を覆っている大きな星座です。

くじら座を探すときに、
ペガススの四辺形の東の辺を使って,
くじら座の最輝星である
2等星のβ星デネブカイトスを
探すのがよいと思います。

β星デネブカイトスが見つかったら,
視線を北東の方を見てください。

そしてもし見えているのであれば、
おうし座 のすばる(プレアデス星団)
の方向へと移していきましょう。

途中のくじらのくびに位置するのが
ο(オミクロン)星ミラです。

くじら座ο(オミクロン)星の位置詳細

  • 【赤経】
    02h 19m 20.79210s
  • 【赤緯】
    -02° 58′ 39.4956″
  • 【赤方偏移】
    0.000213
  • 【視線速度(Rv)】
    63.8km/s
  • 【固有運動(μ)赤経】
    9.33 ミリ秒/年
  • 【固有運動(μ)赤緯】
    -237.36 ミリ秒/年
  • 【年周視差(π)】
    10.91 ± 1.22 ミリ秒
  • 【視等級】
    6.53
    2.0 – 10.1(変光)
  • 【距離】
    298.81 ± 37.62光年
    (91.66 ± 11.54パーセク)

くじら座ο(オミクロン)星の名前について


1662年に書かれた
ヘヴェリウスの著書
「不思議な星の小史」
(Historiola Mirae Stellae) の表題から、

ラテン語で 「不思議な」 を意味する
ミラ (Mira) という名前で呼ばれるようになりました。

また、
‟ミラクルな星”という意味で、
ミラと呼ばれるようになったとも
いわれています。

実際に「ミラ」の呼び名が使われたのは
ボーデによる 『フラムスティード星図』 の
ベルリン版(1782年)が最初だとされています。

しばしば星座名を伴っており
ミラ・ケーティー(Mira Ceti)や
「ミラ・ケチ」と呼ばれました。

また、
別名の Collum Ceti
ラテン語で「くじら座のくび」を意味します。

 

2016年6月30日には、
国際天文学連合の恒星の命名に関する
ワーキンググループ
(Working Group on Star Names, WGSN) によって
ミラ【Mira】 が固有名として正式に承認されました。

なので、現在では
ミラ【Mira】と呼ばれることがほとんどです。

最後に

この記事を通して
くじら座ο(オミクロン)星について
少しでもイメージが膨らみ
星を眺めてみたいな♪
と思ってもらえたら幸いです。

くじら座ο(オミクロン)星ミラは
肉眼で見えるか見えないか
時期によって変わりますので
時々探してみてくださいね!

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