うお座η(イータ)星について

 

うお座η(イータ)星ってどんな星座なの??


うお座η(イータ)星は
うお座で最も明るい恒星です。

うお座η(イータ)星には
変光星
暗い伴星がありますが、
約1秒離れていると言われています。

合計の光度は、
太陽の316倍で、
表面温度は4930K、
半径は太陽の26倍、
質量は3.5から4倍です。

うお座η(イータ)星の位置


うお座η(イータ)星は
アンドロメダ座 とくじら座の間に
横たわる大きな星座です。

4等星以下の暗い星ばかりですが
古くから知られる星座で形は整っていますし
黄道十二星座の一つとして

そして

黄道と天の赤道が交わる
春分点を持つ星座として
注目される機会が多い星座です。
うお座 は
紐で結ばれた2匹の魚の姿
を描いていますが

ペガススの四辺形の南で
円を描いている星たちが
“西の魚”

アンドロメダ座β星の南に
連なる星列が
“北の魚” です。

うお座η(イータ)星は
北の魚へ向うところにあり
魚の尾びれに位置します。

うお座η(イータ)星の位置詳細

  • 【赤経】
    01h 31m 29.01026s
  • 【赤緯】
    +15° 20′ 44.9685″
  • 【赤方偏移】
    0.000046
  • 【視線速度(Rv)】
    13.78 km/s
  • 【固有運動(μ)赤経】
    27.14 ミリ秒/年
  • 【固有運動(μ)赤緯】
    -2.64 ミリ秒/年
  • 【年周視差(π)】
    9.33 ± 0.72 ミリ秒
  • 【視等級】
    3.620
  • 【距離】
    349.41 ± 29.22光年
    (107.18 ± 8.96パーセク)
  • 【絶対等級(MV)】
    -1.531

うお座η(イータ)星の名前について


うお座η(イータ)星には
エータ・ピスキウム【η Piscium】

そして

Alpherg
Kullat Nunu
という固有名で知られています。

Kullat Nunuは
バビロニア語で
Kullatは紐、
Nunuは魚を意味しています。
また
うお座99番星
という別名も存在します。

最後に

この記事を通して
うお座η(イータ)星について
少しでもイメージが膨らみ
星を眺めてみたいな♪
と思ってもらえたら幸いです。

魚の形を想像しながら
η(イータ)星を
夜空で確認してみてください♪

 

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