みなみじゅうじ座ってどんな星座?【神話も紹介】

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南十字
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みなみじゅうじ座ってどんな星座?

 

この記事では
みなみじゅうじ座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

みなみじゅうじ座ってどんな星座?【みなみじゅうじ座の概要】

南十字星+2

みなみじゅうじ座は
全天88ある星座の中で最も小さい星座です。

しかしながら、
南天を代表する美しい星座として知られ、
名前のように十字の形に星が並んでいます。

 

 

みなみじゅうじ座は小さいながらも
比較的見つけやすい星座です。

 

探す際は
ケンタウルス座の2つの1等星である
ケンタウルス座α星(リギル・ケンタウルス)
からケンタウルス座β星(ハダル)への線を
およそ2倍伸ばしたところに
みなみじゅうじ座が位置しています。

みなみじゅうじ座の概要
  • 名称:みなみじゅうじ
  • 学名:Crux
  • 略 符: Cru
  • 概略位置 :赤経・12h20m / 赤緯・-60°
  • 概略面積 :68平方度
  • 20時南中:5月23日
  • 南中高度:約-5°
  • 主な季節:南天
  • 肉眼星数:約50個
  • 設定者:バルチウス

 

みなみじゅうじ座を構成する星について

誰でも見つかる南十字星―南天の星空ガイド

みなみじゅうじ座は
全天21ある1等星を2つ持っている他にも
2等星が1つ、3等星が1つと
明るい星から構成されています。

 

そのみなみじゅうじ座の
1等星にあたるのが次の2つの恒星です。

  • みなみじゅうじ座α(アルファ)星
  • みなみじゅうじ座β(ベータ)星

 

みなみじゅうじ座α(アルファ)星

みなみじゅうじ座α(アルファ)星は
最も南に位置する1等星で3連星です。

 

固有名をアクルックス (Acrux)といい
意味を持った名前ではなく、
単にアルファ (Alpha) のア(A)と
みなみじゅうじ座を表すクルックス (Crux) とを
組み合わせて名付けたものとされています。

 

アクルックス (Acrux)が
みなみじゅうじ座α(アルファ)星の
固有名として正式に承認されたのは2016年7月20日です。

 

みなみじゅうじ座β(ベータ)星

みなみじゅうじ座β(ベータ)星は
みなみじゅうじ座のなかで最も明るい恒星で1.25等星です。

 

固有名をミモザ (Mimosa)といい、
ミモザの原義である「オジギソウ」に由来します。

 

また、
別名でベクルックス(Becrux)
と呼ばれていたこともありましたが、
2016年7月20日にミモザ (Mimosa)を
みなみじゅうじ座β(ベータ)星の固有名として正式に承認されました。

 

みなみじゅうじ座の神話について

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みなみじゅうじ座は
シュメール時代には
既に知られていた星座ですが
神話や伝説などは伝わっていません。

 

古代ギリシャ時代では
ケンタウルス座の一部として存在していました。

 

しかしその後の1624年、
ドイツの天文学者である
ヤコブス・バルチウスによって
独立した星座として描かれるようになりました。

 

みなみじゅうじ座は別名で
「南十字星」や「サザン・クロス」などとも
呼ばれていたこともあります。

 

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