みなみのさんかく座ってどんな星座?【神話も紹介】

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みなみのさんかく座ってどんな星座?

 

 

この記事では
みなみのさんかく座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

みなみのさんかく座ってどんな星座?【みなみのさんかく座の概要】

みなみのさんかく座は
南天に位置する南半球の星座です。

 

夏から秋にかけて見頃を迎えるのですが、
日本からでは星座全体を見渡すことはできません。

沖縄本島より南の石垣や宮古島などからでは
星の一部を見ることができます。

 

 

みなみのさんかく座を探す際には
ケンタウルス座の2つの1等星である
ケンタウルス座α星(リギル・ケンタウルス)
ケンタウルス座β星(ハダル)との先辺りを見渡してみましょう。

その付近に
整った大きな二等辺三角形を描いているのが
みなみのさんかく座になります。

 

みなみのさんかく座の近くには他にも
北にさそり座やさいだん座、
西におおかみ座、
東にくじゃく座やインディアン座、
南にはふうちょう座やカメレオン座を見ることができます。

 

 

 

みなみのさんかく座の概要
  • 名称:みなみのさんかく
  • 学名:Triangulum Australe
  • 略 符: TrA
  • 概略位置 :赤経・15h40m / 赤緯・-65°
  • 概略面積 :110平方度
  • 20時南中: 7月13日
  • 南中高度: 約-10°
  • 主な季節:南天
  • 肉眼星数:約30個
  • 設定者:バイエル

 

みなみのさんかく座を構成する星について

みなみのさんかく座は
三角定規をモチーフにした星座で
1個の2等星と2個の3等星から主に構成されています。

 

明るい恒星が多いわけではありませんが、
綺麗な二等辺三角形を形づくっているため
比較的見つけやすいです。

 

みなみのさんかく座のなかでも
目印となる恒星は唯一の2等星である
みなみのさんかく座α(アルファ)星になります。

 

みなみのさんかく座α(アルファ)星

みなみのさんかく座α(アルファ)星は
みなみのさんかく座で最も明るい恒星で
1.92等星のオレンジ色をした星です。

天の南極に近いため、
日本では沖ノ鳥島からでないと見ることができません。

 

固有名をアトリア (Atria)といい、
学名の Alpha Trianguli Australusを略して読んだものが由来とされています。

 

みなみのさんかく座の神話について

みなみのさんかく座は
17世紀の初めにヨハン・バイエルが発表した
「ウラノメトリア」の星図によって
広く知られるようになった新しい星座です。

 

しかし、
南洋航海をする船乗りたちの間では
16世紀にはすでに知られており、
プランシウスが作成した地球儀にも
既にみなみのさんかく座が記してありました。

古くから存在しているものの
ギリシア神話や伝説等には関係がありません。

 

名前の由来はその名前の通り、
南にある三角形の形をしている姿から
その名が付けられました。

 

 

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