はちぶんぎ座ってどんな星座?【神話も紹介】

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8インチMaritime骨董品Marineキャプテン六分儀 – 真鍮航海六分儀

 

はちぶんぎ座ってどんな星座?

 

 

この記事では
はちぶんぎ座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

はちぶんぎ座ってどんな星座?【はちぶんぎ座の概要】

【バトルスピリッツ】 第13弾 星座編 星空の王者 八分儀の祠 bs13-065

はちぶんぎ座は
南天にある星座の1つです。

南の星空の中心点である
「天の南極」があることで知られています。

 

しかし、
星座自体はとても地味で
あまり目立つような恒星はありません。

 

 

南半球であれば一年中
南の空で観測することができますが、
残念ながら日本では見ることができない星座です。

南半球で言うと秋の時期、
日本で言うと春の季節に見頃を迎えます。

はちぶんぎ座の概要
  • 名称:はちぶんぎ
  • 学名:Octans
  • 略 符:Oct
  • 概略位置 :赤経・21h00m / 赤緯・-87°
  • 概略面積 : 291平方度
  • 20時南中:10月2日
  • 南中高度: 約-28°
  • 主な季節:南天
  • 肉眼星数:約50個
  • 設定者:ラカイユ

 

はちぶんぎ座を構成する星について

8インチMaritime骨董品Marineキャプテン六分儀 – 真鍮航海六分儀。c-3083

はちぶんぎ座は
南半球の星座の中でも目立たない星座です。

明るい星が少なく、
4等星以下の恒星から成り立っています。

 

その中でも
はちぶんぎ座で注目したい恒星は以下の2つの星になります。

  • はちぶんぎ座ν(ニュー)星
  • はちぶんぎ座σ(シグマ)星

 

はちぶんぎ座ν(ニュー)星

はちぶんぎ座ν(ニュー)星は
はちぶんぎ座のなかで最も明るい恒星で3.76等星です。

赤経-77度23分という南の星空の中心点
「天の南極」に近い位置にあります。

 

またこの星は分光連星で、
周囲には未確認の太陽系外惑星が一つ発見されています。

 

固有名等は付けられておりません。

 

はちぶんぎ座σ(シグマ)星

はちぶんぎ座σ(シグマ)星は
5.42等星と明るい星ではありません。

この星が注目されるのは
バイエル符号の付いた恒星の中で
最も「天の南極」の近くに位置しているからです。

 

そのため南半球では
このはちぶんぎ座σ(シグマ)星を使って
赤道儀の極軸合わせをすることになります。

 

 

また、
はちぶんぎ座σ(シグマ)星は
はちぶんぎ座で唯一固有名を持っています。

 

18世紀には「南のポラリス」を意味する
ポラリス・アウストラリス(Polaris Australis)が
名付けられていましたが、
広く使われていませんでした。

 

その後、
2017年9月5日に
ポラリス・アウストラリス(Polaris Australis)を
はちぶんぎ座σ(シグマ)星の固有名として正式に承認されました。

 

 

はちぶんぎ座の神話について

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はちぶんぎ座は
フランスの天文学者である
ニコラ・ルイ・ド・ラカーユによって設定された星座です。

 

1731年頃にイギリスのJ ・ハドレーが発明した
「八分儀」という航海用具をモチーフに
1752年「はちぶんぎ座」を作りました。

 

そのため新しい星座であって
ギリシア神話等には関係がなく、
伝説等も伝わっていません。

 

はちぶんぎ座の八分儀とはどんなもの?

はちぶんぎ座の八分儀とは、
星と星の間の距離を測るための測定器具です。

主に天体の離隔や水平からの高度など
距離や角度、高さ等を計測します。

 

八分儀の弧の大きさが45度
つまり360度のうちの8分の1であることから
八分儀という名が付けられたと言われています。

 

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