からす座ってどんな星座?【神話も紹介】

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からす座ってどんな星座?

 

この記事では
からす座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

からす座ってどんな星座?【からす座の概要】

からす座は
紀元前1900年頃には知られていた星座で、
トレミーの48星座のひとつでもあります。

 

からす座は春の夜、
南の空低く見える星座で
カラスを横から見たような姿が
星座絵では描かれています。

 

4つの3等星が特徴ある四角形を形どり、
海に浮かぶ小船のようにも見えるので
「帆かけ星」の名前で
日本では呼ばれることもあり、
探しやすく目に付きやすい星座です。

 

 

 

からす座の概要
  • 名称:からす
  • 学名:Corvus
  • 略 符:Crv
  • 概略位置 :赤経・12h24m / 赤緯・-18°
  • 概略面積 :184平方度
  • 20時南中:5月23日
  • 南中高度:約37°
  • 主な季節:春
  • 肉眼星数:約30
  • 設定者:プトレマイオス

 

 

からす座を構成する星について

からす座を主に構成する星は4つの3等星で

  • からす座γ(ガンマ)星
  • からす座β(ベータ)星
  • からす座δ(デルタ)星
  • からす座ε(イプシロン)星

この4つの恒星が特徴ある四角形を形どり、
日本の春の南の夜空で見ることができます。

 

からす座γ(ガンマ)星

からす座γ(ガンマ)星は
からす座の中でもっとも明るい恒星です。

 

固有名はギェナー (Gienah)とされ、
ヨーロッパでは古くからこの名称で呼ばれています。

ギェナー は
15世紀ティムール朝の君主ウルグ・ベクが
アラビア語でカラスの右翼を意味する
الجناح الغراب اليمن al-janāħ al-ghirāb al-yaman
と呼んだことに由来しますが、
現在の星座では左翼として描かれています。

 

ギェナー (Gienah)が
からす座γ(ガンマ)星の固有名として
正式に承認された日は2016年11月6日です。

 

からす座β(ベータ)星

からす座β(ベータ)星は
からす座の中で2番目に明るい恒星です。

 

固有名はクラズ (Kraz) といいますが、
語源の由来は不明とされています。

 

クラズ (Kraz)が
からす座β(ベータ)星の固有名として
正式に承認された日は2018年6月1日です。

 

からす座δ(デルタ)星

からす座δ(デルタ)星は
からす座の中で3番目に明るい恒星です。

 

固有名はアルゴラブ (Algorab) といい、
アラビア語で「カラスの翼」を意味する
janāḥ al-ghurābに由来します。

元々はからす座γ(ガンマ)星に
付けられていた名前ですが、
ルネサンス期にこの星の固有名として付け替えられました。

 

アルゴラブ (Algorab) が
からす座δ(デルタ)星の固有名として
正式に承認された日は2016年7月20日です。

 

からす座ε(イプシロン)星

からす座ε(イプシロン)星は
からす座の中で4番目に明るい恒星です。

 

固有名はミンカル(Minkar)といい、
アラビア語で「カラスの鼻孔」を意味する
المنخر(al-manxar)という言葉に由来します。

 

からす座の神話について

からす座は古い星座であるため、
ギリシア神話などでその話が伝えられています。

 

からす座のモデルとなるのが
太陽神アポロンの使いをするカラスで
黄金色(白色)の羽根をもち、
人間の言葉を話すことができました。

 

アポロンはラリッサ王プレギュアスの娘である
コロニスを愛していました。

しかし
毎日会うわけにもいかず、
このカラスを1日1回使いに立てて、
日々の出来事などをお互いに伝え合っていました。

 

ところがある日、
カラスは道草をしてしまい
ずいぶん時間が経ってしまったため
大急ぎでコロニスのもとへ飛んでいきます。

 

コロニスの家に着くと
一人の青年がコロニスと一緒にいました。

カラスはアポロンからの伝言を告げて、
急いでアポロンのもとへと飛んで帰ります。

アポロンのところへ帰ったカラスは
一緒にいた青年のことを話しますが、
実際はコロニスからは何の話しも聞いていません。

この青年は
コロニスの兄であったのにもかかわらず
あることないことをアポロンに告げ、
最終的にはコロニスは不義の女性だと決めつけてしまいます。

 

アポロンはすぐにコロニスの元へ駆けていき、
怒りのあまり話も聞かずに矢を射抜いてしまいます。

コロニスは死の直前に誤解だと告げ、
さらには
お腹にいる子どもを無事育ててほしいといい、
アポロンを恨むことなく死んでしまいます。

 

アポロンは深く後悔し、
コロニスの死を悲しみます。

 

カラスの告げ口さえなければ
こんなことにはならなかったと
アポロンはカラスに怒りをぶつけ、
黄金の美しい羽根を取り上げ、
真っ黒な色にしてしました。

そして、
人の言葉を話す力もなくしてしまい、
カァカァと鳴くだけの鳥に変えてしまったというお話しです。

 

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