かんむり座ってどんな星座?【神話も紹介】

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かんむり座ってどんな星座?

 

この記事では
かんむり座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

かんむり座ってどんな星座?【かんむり座の概要】

かんむり座は紀元前3200年頃には
既に知られていたとされる古い星座です。

プトレマイオスの48星座のひとつでもあります。

 

春の夜、
頭上高く見えるかんむり座は
小さめな星座ではありますが
形がわかりやすいため比較的探しやすい星座です。

 

元は花輪がイメージされていたようですが、
後になって冠が描かれるようになったとされています。

形がそろっているため、
意外と目に付く星座として知られて、
日本では太鼓星や首飾り星などと呼ばれることがあります。

 

 

 

かんむり座の概要
  • 名称:かんむり
  • 学名:Corona Borealis
  • 略 符:CrB
  • 概略位置 :赤経・15h48m / 赤緯・+33°
  • 概略面積 :179平方度
  • 20時南中:7月13日
  • 南中高度:約88°
  • 主な季節:夏
  • 肉眼星数:約30個
  • 設定者:プトレマイオス

 

かんむり座を構成する星について

かんむり座を構成する星は
2等星がひとつだけで、
あとは4等星以下の暗い星からできています。

 

その2等星の星とされるのが
かんむり座α(アルファ)星です。

かんむり座α(アルファ)星

かんむり座α(アルファ)星は
かんむり座でもっと明るい星です。

 

固有名はアルフェッカ(Alphecca)で、
アラビア語で
「欠けたものの明るいもの(明星)」を意味する
نير الفكّة nayyir al-fakka に由来します。

「欠けたもの」とは、
かんむり座を形作る半円の弧のことを指しています。

 

また、別名では
ゲンマ (Gemma) とも呼ばれ、
ラテン語で「真珠」や「宝石」を意味します。

 

アルフェッカ(Alphecca)が
かんむり座α(アルファ)星の固有名として
正式に承認された日は2016年7月20日です。

 

かんむり座の神話について

かんむり座は古くからある星座なため、
ギリシア神話などの物語にも登場してきます。

 

ギリシャ神話では
酒神ディオニュソスが
クレタ島王女アリアドネを
妃に迎えるときに贈った冠が
かんむり座になったといい伝えられています。

 

その物語の内容は
クレタ島は王ミノスの妃と牛との間に生まれた
頭が牛で体は人間という怪物ミノタウルスがいました。

王も妃も困り果てて
怪物を地下の迷路に閉じ込めてしまい、
毎年7人の青年と7人の娘を生贄として捧げていました。

 

そんなある年のこと、
その中にアテネ王アイゲウスの息子テセウスが入っていました。

 

このテセウスがクレタ島にやってきた時、
ミノス王の娘アリアドネはテセウスに一目惚れしてしまいます。

 

アリアドネは
テセウスが迷路に入ろうとするとき、
ひとつの糸玉を渡します。

迷路に入るときには
糸の先を入り口にくくりつけ、
帰る時にこれを辿って帰ってくるようにと伝えます。

テセウスは大いに感謝し、
無事に帰ることができたら
アリアドネを一緒にアテネへ連れて帰ることを約束します。

 

そしてテセウスは迷路の中に入っていき、
やがてミノタウルスと出会いますが、
見事に倒し糸を辿って帰ってくるとことができました。

 

約束通りテセウスはアリアドネを連れ
アテネへと帰っていきますが、
アリアドネはひどい船酔いになってしまい、
船は近くの島に寄って休むことにします。

 

その夜、テセウスは
「アリアドネをアテネに連れ帰ることは
のちに不幸をもたらす」という神託を受け、
アリアドネがまだ休んでいるにもかかわらず、
彼女を残して船を出してしまいます。

 

アリアドネが目を覚ました時には
自分ひとりだけが取り残され
驚きとともにひどく悲しみます。

 

クレタへ戻ることも
アテネに行くこともできず、
悲しみ傷付いたアリアドネはただ泣くばかりです。

 

その時、
美しい音楽がどこからともなく流れてきます。

すると、
森の鳥や獣を従えた酒神ディオニュソスが現れます。

 

ディオニュソスは
悲しみに暮れるアリアドネを優しく慰め、
宝石を飾った冠を贈り
その後2人は一緒に幸せに暮らししました。

 

そのとき贈った宝石の冠が
かんむり座になったのだと神話では伝えられています。

 

 

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