てんびん座ってどんな星座?【神話も紹介】

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天秤座
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てんびん座ってどんな星座?

 

この記事では
てんびん座がどういう星なのか、
また神話についても
詳しく紹介していきます。

てんびん座ってどんな星座?【てんびん座の概要】

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てんびん座は
黄道12星座のひとつでもあり、
プトレマイオスの48星座にもなっていて、
古代ギリシア時代には既に知られていたとされる古い星座です。

 

夏の南の夜空に見えるてんびん座は、
元々はさそり座の一部として
ギリシア時代までは
サソリのハサミの部分になっていたと言われています。

その後、
ローマ時代になってから
独立した星座として認識されるようになり
正義と天文の女神である
アストレイヤ(アストレア)が持っている天秤がモデルだとされています。

 

 

てんびん座は
さそり座の赤く光る1等星アンタレスを
目印にして探すと見つけやすいでしょう。

さそり座は全体がS字のように星が並んでいて
サソリの頭の西側部分にてんびん座が位置しています。

 

てんびん座の概要
  • 名称:てんびん
  • 学名: Libra
  • 略 符:Lib
  • 概略位置 :赤経・15h10m / 赤緯・-14°
  • 概略面積 : 538平方度
  • 20時南中: 7月6日
  • 南中高度: 約40°
  • 主な季節:夏
  • 肉眼星数:約80個
  • 設定者:プトレマイオス

 

てんびん座を構成する星について

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てんびん座は2等級より明るい星はなく、
3つの3等星から構成されます。

 

  • てんびん座α(アルファ)星
  • てんびん座β(ベータ)星
  • てんびん座σ(シグマ)星

 

星座絵でいうと
α(アルファ)星、β(ベータ)星は
てんびん棒の部分にあたり、
σ(シグマ)星はてんびんの皿の部分にあたります。

 

てんびん座α(アルファ)星

てんびん座α(アルファ)星は
てんびん座の中で2番目に明るく二重星です。

 

固有名はズベン・エル・ゲヌビ (Zubenelgenubi) で
アラビア語で「南の爪」を意味する
الزبن الجنوبي (az-zuban al-janūbiyy) に由来します。

また別の説で 、
ズバーナー・ジャヌービー
الزبانا الجنوبي (az-zubānā al-ğanūbī)と表記されることもあります。

かつて、
てんびん座がさそり座の爪を表していたことからきています。

 

また、
アラビア語で「皿」を意味するキファと
ラテン語で「南」を意味する
アウストラリスとを合成した
キファ・アウストラリス(Kiffa Australis,Elkhiffa Australis)
という名で呼ばれることもありました。

 

ズベン・エル・ゲヌビ (Zubenelgenubi) が
てんびん座α(アルファ)星の固有名として
正式に承認された日は2016年8月21日です。

 

てんびん座β(ベータ)星

てんびん座β(ベータ)星は
てんびん座の中で最も明るい3等星の恒星です。

固有名は
ズベン・エス・カマリ (Zubeneschamali)といい
アラビア語で「北の爪」を意味する
الزبن الشمالية (al-zuban al-šamāliyya) に由来します。

 

ズベン・エス・カマリ (Zubeneschamali)が
てんびん座β(ベータ)星の固有名として
正式に承認された日は2016年8月21日です。

 

てんびん座σ(シグマ)星

てんびん座σ(シグマ)星は
てんびん座の中で3番目に明るい恒星です。

固有名は
ブラキウム(Brachium) といい、
ラテン語で「腕」を意味する言葉に由来します。

また、
アラビア語で「南の爪」を意味する
az-zuban al-janūbiyyに由来する
ズベン・ハクラビ (Zubenhakurabi) と呼ばれたこともあります。

 

ブラキウム(Brachium) が
てんびん座σ(シグマ)星の固有名として
正式に承認された日は2017年9月5日です。

 

てんびん座の神話について

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てんびん座は古い星座なので、
ギリシア神話やローマ神話の物語の中に登場してきます。

 

ギリシア神話のてんびん座は
女神アストレイヤが持っている
正邪を量る天秤がモデルとされています。

 

てんびん座の近くにあるおとめ座が
アストレアの姿であり、
その天秤を使って死者の霊の善悪を計り、
悪に傾いたものを冥界におくる役目を果たしていました。

 

この頃の人間の心は平穏で、
大きな争いごともなく平和に暮らしていました。

アストレアだけでなく
他の神々も天界から降りてきて
人間と共に仲良く暮らしていました。

 

しかし、
パンドラという女性が
世界中の災厄が入った箱を開けてしまい
全ての災厄は世界中へと飛び散ってしまいます。

 

そうなると人々は争うようになり、
その様子を見ていた神々は天上の世界へと帰って行きます。

しかし、
アストレアだけは人の世界に留まり
善行を薦め悪を改めるよう人々を諭します。

 

それでもより一層激しく争うばかりで
アストレアでも手に負えなくなり、
人々を見限って天上の世界へ帰ってしまうというお話です。

 

 

現在の秋分点はおとめ座にありますが、
かつての秋分点はてんびん座に位置していました。

このため、
秋分の日には太陽がこの星座にかかり、
昼夜の長さを等しくわけていたことから、
時をはかる天秤とも言われています。

 

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